肛門科
肛門科とは
肛門科では、痔核(いぼ痔)、痔瘻(あな痔)、裂肛(切れ痔)・潰瘍性大腸炎・便秘症・下痢症などの診断と治療をおこなっております。
たいらクリニックは、平成18年9月に日本大腸肛門病学会の専門医修練施設として認定されています。肛門疾患の専門施設で、豊富な経験を積んだ医師が、軽い症状の治療から日帰り手術、その他の大腸などの消化器系の病気など幅広く診療いたします。
痛みや出血、痒み、残便感などの症状をお持ちの方は、お気軽にたいらクリニックへご相談ください。
痔とは
肛門部の毛細血管が腫れて起こる病気のことを言います。
痔には様々な症状のものがあり、治療方法も異なります。世間では痔は中高年の男性がなるものというイメージを持たれている方も多いとは思いますが、運動不足や不規則な生活によって最近では誰でもなる可能性がある病気です。そのままにしておくと悪化してしまう場合が多いので、痔になってしまったら早期治療が原則です。我慢せずに治療を受けることをお勧めいたします。
肛門疾患について
- 痔核(いぼ痔)
- 肛門の内側に出来るいぼ痔を内痔核、外側に出来るいぼ痔を外痔核と言います。外痔核は触ったりすることが可能で、排便時以外でも痛みがあります。
- 裂肛(切れ痔)
- 排便をした時に肛門の縁より少し内側の肛門上皮が傷つき痛みと出血が伴います。常時便が硬いと、裂けた部分が慢性化して傷が深くなり、肛門が硬く狭くなることがあります。これを難治性裂肛と言います。
- 痔ろう(痔瘻)・肛門周囲膿瘍
- 肛門や直腸の周辺に膿が溜まった状態のことを言います。肛門の腫れや激しい痛みを起こすことが多く、高熱や全身倦怠を起こします。下痢が多い方がなりやすいと言われています。
- 血栓性外痔核
- いぼが紫色に腫れあがり、中に血栓があるものを血栓性外痔核と呼びます。症状は派手ですが、血豆のような状態なので、1~2週間で吸収されて治ることもよくあります。腫れと痛みが強い場合は切開して血栓を取り除きます。